評価 : 4.2
もくじ
ワイメア(カウアイ島) 地図
ワイメア・プランテーション・コテージ #46(2012年9月) Waimea Plantation Cottages #46
運営がアストンからコースト・ホテル(アパホテル系列)に変更されました。
予約窓口 : エクスペディア
No.46(GREGORIO UDARBE) / 1ベッドルーム(ガーデンビュー)
\14,419 / 1泊
この記事はアストン時代のレポートです。現在はコースト・ホテルが運営。(アパホテル系列)
予約
エクスペディアにて予約。3年前、クリタツアーズさんで予約した時の2ベッドルーム(ガーデンビュー)が 141ドルだったことを考えると、やっぱり50%オフカードの威力は凄まじい。次回泊まる時は、またクリタさんに2ベッドルームをお願いしたいですね。
【注意】2017年4月現在、50%オフカードは利用できません。
2ベッドルームを強くオススメします!
詳しいレポートの前にズバリ書いてしまいましょう。今回は1ベッドルームに宿泊しましたが、この宿は 2ベッドルームの方がオススメです。
というのも、1ベッドルームと2ベッドルームでは、格差がありすぎなんですよ。ベッドルーム&バスルームの数が 1 か 2 か、といった単純な数の差だけではないのです。その佇まいからもグレードの差がクッキリ。写真を挙げておきますね。比べてみると、かなりの差がありません?
1ベッドルーム No.46(今回泊った部屋)
2ベッドルーム No.68(前回泊った部屋)
2ベッドルーム No.68 のお部屋のレポートはこちらからどうぞ。
ワイメアの超おすすめホテル!レトロで可愛らしいコテージは、サトウキビのプランテーションが繁栄していた頃の労働者たちの […]
今回宿泊したお部屋、No.46 のコテージは可愛らしい外観ではありました。しかし周囲には、同じ色(赤×白)のコンパクトサイズのコテージが何軒も連なっており、悪く言えば、ホテルの中でもこのエリアのみ、十把一絡げ的な存在に思えてしまう。
このホテルのコテージ群は、昔のプランテーション労働者の家々を復元したものですが、1ベッドルームのコテージは一般の労働者、2ベッドルームのコテージは役職のあるエライ人の家というイメージなんですよね。あくまでも勝手な想像ですが。
そんなこともあり、少し奮発してでも2ベッドルームをオススメしたいです。
エントランス
いきなり悪い点を挙げてしまいましたが、気を取り直してお部屋のご紹介を!
まずはエントランスです。色合いがカワイイ。
赤い壁に白い窓枠がカワイイ
リビングルーム
部屋に入ると、おやおや。おやおや!?何だか良い感じ。内装はとても素敵です。テンションがかなり上がりました!
リビングルーム
センスが良い。とても!
しかしながら狭い。特にリビングルームの狭さがハンパない。「スーツケースをどこで広げよう?」ベッドルームは、バスルームへの通路を確保しなければならないため難しいし…。と、室内をウロウロしながら1~2分悩んだくらい。スーツケースを置く場所の候補はいくつかありますが、どの場所も荷物を広げるには微妙に狭いんですよね。
リビングルーム(反対側から見た図)
結局、リビングルームのテレビの横にあった椅子をベッドルームへ移し、そのスペースを活用して何とかスーツケースを2つ広げることができました。
しかし、足の踏み場のない状態とはこの事か。2脚ある1人掛けソファのうち一つは、荷物が足下まで来ているので、まともに座れません。
また、玄関の扉を開けるとすぐにリビングルームという構造のため、玄関の窓ガラスから荷物の散乱状況が丸見えというセキュリティ上でもよろしくない状態に。
寛ぐにはほど遠い、雑然としたリビングルームに成り果ててしまいましたよ…とほほ。
ベッドルーム
ベッドルーム
ベッドルームは、まずまずの広さで問題なし。
シンプルな白い木の壁に、濃いブラウンのフローリングがレトロ感を演出しています。そして、渋い色合いの花柄のベッドシーツが可愛らしいのに甘すぎない、絶妙なバランス。レースのカーテンから差し込む木漏れ日も、お部屋の雰囲気作りに一役買っていました。
バスルーム
バスルーム
ピンク色の鳥足バスタブ
No.68 のコテージ と同じピンクの鳥足のバスタブでした。使い勝手も同じで、水が飛ばないよう気を遣いながらシャワーを浴びます。
今回、悩んだのは石鹸を置く場所。小型の旅行用シャンプーは、壁にある木の段差(窓枠だったかも?)に何とか置けたのですが、固形石鹸の置き場所は見当たりません。
手持ちの石鹸は運良く持参した紐付きのネットに入れてあったので、カーテンレールにハンガーを掛け、そこに石鹸を吊してみましたが、他の宿泊者の方はどうされているのでしょう?謎です。これが教訓となり、我が家ではS字フックが旅行時の必需品となりました。
キッチン&ダイニング
キッチン&ダイニング
清潔感のあるキッチン
キッチン&ダイニングは、リビングルームよりも階段で2~3段下りた場所にあります。少し変わった造りでした。白が基調で清潔感もありシンプル。非常にスッキリとしています。そこそこの広さがあるので、落ち着いてお食事できました。
ミキサー&炊飯器&トースター
コーヒー&紅茶
カフェカーテンが可愛い
自炊していないので、調理器具などのチェックは殆どしていないのですが、食器なども含めて揃っているものは必要最低限かもしれません。今まで泊まってきた宿と比べても、収納が少ない印象でしたので。
ラナイ & お庭
コテージの裏口&ラナイ
軒下に椅子とテーブルが置かれています。
ここは何となく薄暗い雰囲気で開放感や爽やかさが足りず少々閉塞的。あまり寛げる雰囲気ではありませんでした。周辺にコテージが密集しているので、景観らしい景観が望めないからでしょうね。
ただ、夜は星がとても綺麗。毎日、天の川が見られました。ちなみに星空観測をするならば、光害の少ないビーチに出た方が更に綺麗に見えます。ホテルの敷地内とはいえ、真っ暗でちょっと怖いですが。
ラナイで星空観察可能
ラナイから見た天の川(写っているのはお隣のコテージ)
ビーチ付近で見る天の川は最高!
総評
このコテージは非常に評価しづらい…。良い点、悪い点のギャップが激しいです。
室内の装飾や家具などのセンスは、今まで宿泊した宿の中でもかなりお気に入り。最初の印象で、十把一絡げ的存在だと思ってしまったこのコテージも、過ごしているうちに愛着が沸いてこなくもない。
最終的に、一番許容できない部分は荷物をまともに広げられなかった点。各コテージの間取りにもよるので一概には言えませんが、やはり2ベッドルームのコテージをオススメします。